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その音楽の作者とは誰か

増田聡『その音楽の〈作者〉とは誰か』みすず書房、2005 その音楽のとは誰か リミックス・産業・著作権作者: 増田聡出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/07/22メディア: 単行本 クリック: 236回この商品を含むブログ (...
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現代思想は死んだのか!?

久しぶりに新宿の紀伊國屋書店本店に立ち寄ってみたら、5F特設コーナーにて双風舎・谷川茂氏(id:lelele)監修のブックフェア「現代思想は死んだのか!?」が開催されていた。書棚には廣松渉、上野千鶴子、ニクラス・ルーマン、宮台真司、そして高...
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Webちくま

いままで気がつかなかったが、おもしろい連載がいくつもある。侮り難しWebちくま。とくに立岩真也氏の新連載。 立岩真也「よい死」、Webちくま 藤森照信氏の連載も。 藤森照信「フジモリ教授の建築史入門」、Webちくま それに平松洋子氏。 平松...
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マルクスの学位論文

これもついに出ました。 カール・マルクス『マルクス・コレクションI』中山元、三島憲一、徳永恂、村岡晋一訳、筑摩書房、2005 マルクス・コレクションI作者: カール・マルクス出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/24メディア...
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可塑性と柔軟性

カトリーヌ・マラブー『わたしたちの脳をどうするか――ニューロサイエンスとグローバル資本主義』桑田光平、増田文一朗訳、春秋社、2005 わたしたちの脳をどうするか―ニューロサイエンスとグローバル資本主義作者: カトリーヌマラブー,Cather...
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在日・女性・民族

李順愛(イ・スネ/1953- )氏の著作を2点。ちなみに、上野千鶴子氏は李順愛氏の『二世の起源と「戦後思想」』のなかで鈴木道彦氏を「発見」したのだとのこと(先日のエントリー「プルーストと在日」参照)。 李順愛『二世の起源と「戦後思想」――在...
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哲学への寄与

マルティン・ハイデッガー『哲学への寄与論稿(性起から〔性起について〕)』大橋良介、秋富克哉、ハルムート・ブフナー訳、ハイデッガー全集65 創文社、1995 哲学への寄与論稿-性起から(性起について)- ハイデッガー全集 第65巻作者: ハイ...
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他者自己

たぶんこっちだったような気がするの。他者のような自己自身 (叢書・ウニベルシタス)作者: ポールリクール,Paul Ricoeur,久米博出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1996/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (7...
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俺の話を聞け!(©横山剣)

仲正昌樹氏の新刊。 仲正昌樹『なぜ「話」は通じないのか――コミュニケーションの不自由論』晶文社、2005 なぜ「話」は通じないのか―コミュニケーションの不自由論作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2005/06/25メディア...
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文学的なるものと人間的なるもの

今日届いた本。 白楽晴『白楽晴評論選集 I――「文学的なるものと人間的なるもの」その他』李順愛編訳・解説、同時代社、1992 白楽晴『白楽晴評論選集 II――D・H・ロレンス研究を中心として』李順愛編訳・解説、同時代社、1993 白楽晴(ペ...
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西周と日本の近代

学姉が本を送ってくれた。 島根県立大学西周研究会『西周と日本の近代』ぺりかん社、2005 西周と日本の近代作者: 島根県立大学西周研究会出版社/メーカー: ぺりかん社発売日: 2005/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回こ...
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プルーストと在日

上野千鶴子、鈴木道彦「対談 プルーストと〈在日〉のあいだ」、『青春と読書』2005年5月号、集英社 いまさら5月号の話もないだろうということかもしれないが、昨日部屋を片付け中にたまたま発見し、読みふけってしまった。プルースト『失われた時を求...
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隠匿と露出

今日届いた本。 Thomas Nagel, Concealment and Exposure & Other Essays, Oxford University Press, 2002 Concealment And Exposure: A...
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小説家兼哲学者

アイリス・マードック『善の至高性――プラトニズムの視点から』菅豊彦、小林信行訳、九州大学出版会、1992 善の至高性―プラトニズムの視点から作者: アイリスマードック,Iris Murdoch,菅豊彦,小林信行出版社/メーカー: 九州大学出...
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在庫僅少本

ジュンク堂新宿店の「岩波文庫在庫僅少本」コーナーで下記の2冊を入手。 ダーウィン『人及び動物の表情について』浜中浜太郎訳、岩波文庫、1931 人及び動物の表情について (岩波文庫)作者: ダーウィン,浜中浜太郎出版社/メーカー: 岩波書店発...
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失語の一歩手前でふみとどまろうとする意志

講談社文芸文庫から『石原吉郎詩文集』が刊行された。 石原吉郎『石原吉郎詩文集』講談社文芸文庫、2005 石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)作者: 石原吉郎,佐々木幹郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/11メディア: 文庫購...
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実践の論理

マイケル・リンチ「エスノメソドロジーと実践の論理」椎野信雄訳、『社会学理論の〈可能性〉を読む』情況出版、2001 社会学理論の“可能性”を読む作者: 情況出版編集部出版社/メーカー: 情況出版発売日: 2001/06メディア: 単行本購入:...
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「説明」「理解」――ウリクト

※=「根本諸概念(仮」なる構想下にメモを集積する予定。その作業用のカテゴリー。 *-* G・H・フォン・ウリクト『説明と理解』丸山高司、木岡伸夫訳、産業図書、1984 やっと2周目が完了。まったくもって地味だし、ちょっと旧くなっているところ...
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岩波書店

書店でもらってきた「岩波書店の新刊 2005年7月」より刮目図書を。戦争と平和 愛のメッセージ作者: 美輪明宏出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/07/28メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ ...
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ヰタ、イタ。言フ、言ウ。

講談社文芸文庫編『戦後短篇小説再発見15 笑いの源泉』講談社文芸文庫、2003堀田善衞「ルイス・カトウ・カトウ君」正宗白鳥「狸の腹鼓」 戦後短篇小説再発見15 笑いの源泉 (講談社文芸文庫)作者: 清水良典,講談社文芸文庫出版社/メーカー:...