サイエンス

ヒトゲノムコレクション

via 「NPG ネイチャー アジア・パシフィック」からのメール。 nature.com > Human Genome Collection ヒトゲノムの28億5000万塩基の配列を解読し始めてから15年以上の月日が流れた。2001年2月1...
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書評掲載☆『図書新聞』

半年ぶりの『図書新聞』登場。 山本貴光+吉川浩満「『脳のなかの倫理』書評」、『図書新聞』第2767号(2006年3月25日号)、図書新聞 『図書新聞』に、マイケル・S・ガザニガ『脳のなかの倫理』(梶山あゆみ訳、紀伊國屋書店、2006)の書評...

南方熊楠英文論考

昨年出た本ですが。 南方熊楠『南方熊楠英文論考[ネイチャー]誌篇』集英社、2005 南方熊楠英文論考「ネイチャー」誌篇作者: 南方熊楠,飯倉照平,松居竜五,中西須美,田村義也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12メディア: 単行...

『自然の占有』c/w高山宏@『図書新聞』

高山宏「P・フィンドレン『自然の占有』を読む――あらゆる分野の「結び目」」、『図書新聞』2006年1月28日号、図書新聞 サブタイトルは「人文学復活の実験場――それは十年前に始まった」。他人語りと自分語りと人文語りがギリギリの筆(舌?)の滑...

科学におけるメタファーとエンボディメント

ワークショップ「科学におけるメタファーとエンボディメント」 日時:2006年1月14日(土)13:00-17:45場所:東京大学駒場キャンパス16号館8階827教室主催:東京大学21世紀COEプログラム「共生のための国際哲学交流センター(U...

2005年の科学的進歩ベストテン

"BREAKTHROUGH OF THE YEAR: Evolution in Action", Science, 23 December 2005 Science誌が選ぶ2005年の科学的進歩ベストテン(日本語アブストラクト) via ※...

立花隆が探るサイボーグ医療の時代

今日です。 「シリーズ 立花隆が探る サイボーグ医療の時代  第1回 人体と機械の融合」@NHK BS1 12月3日(土)後10:10〜11:00 “サイボーグ”―――機械の体と人間の脳が融合したSFの世界で長年語られてきた存在である。今、...

生存確率を上げるサバイバル術?

雑誌『ポピュラーサイエンス日本版』12月号の特集は、「1%でも生存確率を上げるサバイバル術」。 『ポピュラーサイエンス日本版』2005年12月号、トランスワールドジャパン総特集*地震・台風・津波・テロ――1%でも生存確率を上げるサバイバル術...

ナノカー?

ちと古いニュースで恐縮ですが。 世界最小の「ナノカー」――米ライス大学が開発米ライス大学の研究者らが、究極のハイテクカーを開発した。比較的少ない数の炭素原子でできたこの車両は、硬い金でできた道の上を走行する。同大学では、まもなく発行される学...

脳内の血液量の変化でイエス、ノーを判定する意思伝達装置

難病ALS患者の意思伝達、判定装置「心語り」開発全身の運動機能がまひする難病「筋委縮性側索硬化症(ALS)」の症状が進行し、体が全く動かせない患者向けに、脳内の血液量の変化でイエス、ノーを判定する意思伝達装置「心語り」が開発され、年内の製品...

ゲノム、2%→70%

生命に役立つ機能、ゲノムの7割も…定説は2%(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造で知られる生物の全遺伝情報(ゲノム)について、その大部分に隠れた機能が備わっていることを理化学研究所などの国際研究チームが突き止めた。従来、生命活動に役立つ部分...
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再登場☆『図書新聞』

約一年ぶりの『図書新聞』登場。 山本貴光+吉川浩満「カトリーヌ・マラブー『わたしたちの脳をどうするか――ニューロサイエンスとグローバル資本主義』書評」、『図書新聞』第2741号(2005年9月10日号)、図書新聞 『図書新聞』に、カトリーヌ...

『科学哲学』@文庫クセジュ

著者ドミニック・ルクールについては、『ポパーとウィトゲンシュタイン――ウィーン学団・論理実証主義再考』(国文社)、ガストン・バシュラール『科学認識論』(白水社)の編集、それにジャック・ブーヴレスが投げつけた強烈な皮肉(『アナロジーの罠』の註...

マラブー女史来日(1)

『わたしたちの脳をどうするか――ニューロサイエンスとグローバル資本主義』をめぐって@日仏会館/2005年7月5日(火)/午後6時/601会議室,入場無料/同時通訳付きカトリーヌ・マラブー(パリ第10大学)港千尋(写真家,多摩美術大学) カト...
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可塑性と柔軟性

カトリーヌ・マラブー『わたしたちの脳をどうするか――ニューロサイエンスとグローバル資本主義』桑田光平、増田文一朗訳、春秋社、2005 わたしたちの脳をどうするか―ニューロサイエンスとグローバル資本主義作者: カトリーヌマラブー,Cather...
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理系生活のススメ

『AERA SCIENCE 理系生活のススメ』アエラ臨時増刊、no.19(2005/4/5号)、朝日新聞社AERA SCIENCE (アエラ・サイエンス) AERA 臨時増刊号 出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局発売日: 2005/03/...
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戸田山和久『科学哲学の冒険』

戸田山和久『科学哲学の冒険――サイエンスの目的と方法をさぐる』NHKブックス、2005 読了。いい本でした。おすすめ。下記の伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』、内井惣七『科学哲学入門』もあわせて再読し(たあとで)書評を(書けたら)書きます。...

非‐知としてのテクノロジー

『非‐知としてのテクノロジー』 20世紀の科学哲学が大きな成果を残した、「自然科学の認識論的な地位の画定」には興味がなくなってしまった(もちろん、それが重要でないと考えているわけではない)。 いま考えてみたいのは、技術(テクノロジー)をどの...

どんなことでもわかってしまう #1

「最新科学にもとづいた人間論」の意味を考えてみる。典型的なのは脳や遺伝子にかんする科学的知見を利用したもの。世の中には「車内で平然と化粧する脳」とか「ゲーム脳の恐怖」とか「浮気する遺伝子」とか「鉄人のDNA」とかいうコトバがあふれている。真...

よい科学/わるい科学

「よい科学/わるい科学」とは別のしかたで科学を考える。cf.ダナ・ハラウェイ