日々の暮らしで生じる哲学との出会いや付き合いについて綴った随筆集です。紀伊國屋書店の雑誌『scripta』に2016年から2021年まで連載した文章に加筆修正をほどこした一冊。
- 吉川浩満『哲学の門前』紀伊國屋書店、2022/9
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はじめに
1 哲学
Call me Ishmael
哲学のはじまり(と終わり)2 ディス/コミュニケーション
ゴムボートとタイタニック
人間っぽいAIとAIっぽい人間
コミュ障についての小話3 政治
伯父の帰国運動
右でも左でもある普通でない日本人4 性
削除された世界の起源
空ばかり見ていた《幕間》君と世界の戦いでは Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ
5 仕事
勤労日記(抄)
私の履歴書(国書刊行会篇/ヤフー以降篇)
複業とアーレント6 友だち
山本貴光くんのこと
友だち、遊び、哲学
吉川浩満くんのこと──山本貴光7 哲学 reprise
門前の哲学あとがき
註
下記は版元が考えてくれた宣伝文。
入門しなくていい。門前で楽しめばよいのだ。
自伝的エピソードの断片と哲学的思考が交差して織りなす、画期的な「哲学門前書」の誕生。十九歳の夏にニューヨークで出会ったタクシードライバーとの会話、伯父の死に涙する祖母を慰めた夜、読書会で生じた環境型セクシュアルハラスメントの後悔、新卒で勤めた国書刊行会で接した濃厚な人々、転職したヤフーでの目の回るような仕事、デビュー作『心脳問題』を山本貴光と書いた日々――
文筆家・編集者・ユーチューバーとして八面六臂の活躍を見せる著者が、コミュニケーションや政治、性、仕事、友人関係などをテーマに、暮らしのなかで生じる哲学との出会いや付き合い方について、体験談を交えて考察する。
相棒・山本貴光氏による「吉川浩満くんのこと」収録。
吉川浩満さんから送ってもらった『哲学の門前』。ぱらぱらめくっていたら面白くて、ぜんぶ読んでしまった。「ひとはなぜ哲学することを強いられるのか」をめぐる思索。著者の屈託(世界への違和感)が率直に書かれていて、「ああ、そういうことなのか」と思いました。https://t.co/lTO9aNkvR2
— 橘 玲 (@ak_tch) August 28, 2022
編集作業が終わったら、と思って楽しみにとっておこうと思っていたのが吉川浩満さんの新著『哲学の門前』(紀伊国屋書店)です。でも、さて覗くぐらいはいいだろうと思って開いたのが運の尽き、
— 平尾昌宏 (@HiraoM) August 29, 2022
吉川浩満さんの『哲学の門前』。うっかり開いてしまったら「私がドゥルーズである」と咆吼されておられる。いや、どこを捲ってもこんなに面白い本は久しぶりかも。特に松尾匡さんの「左右」論から國分功一郎さんの「運命と本性」論に至る道筋はまさに「門前の面目躍如」といった感じで最高のアハ体験。 pic.twitter.com/svVeqg2Soh
— 白石正明 (@shiraishimas) August 30, 2022
@GrimoireBook さん。ありがとうございます。#哲学の門前
吉川浩満『哲学の門前』について|GrimoirBook #note https://t.co/UibCK6kH5Yhttps://t.co/3UpIaBj81F
— 吉川浩満 (@clnmn) August 29, 2022
吉川浩満『哲学の門前』をメタメタに読む一人読書会 https://t.co/LKG8zsTh29 @YouTubeより
— 荒木優太 (@arishima_takeo) September 2, 2022
倉下忠憲さん @rashita2 が拙著新刊についてじつに魅力的な書評を書いてくださいました。ありがとうございます。#哲学の門前
『哲学の門前』(吉川浩満)|Honkure https://t.co/xQcMY8mpso
— 吉川浩満 (@clnmn) September 2, 2022
青山ブックセンターのポッドキャスト「Aoyama Book Cast」にて『哲学の門前』がとりあげられました。本店店長の山下優さんが、どうやって読む本を選べばいいの? という我々の尽きせぬ悩みと関連づけて紹介してくださっています。https://t.co/fZJjFpK0a4https://t.co/NoBVeYvsYT pic.twitter.com/tZsocx96aJ
— 吉川浩満 (@clnmn) September 6, 2022
まだ書いてなかったけれど、『哲学の門前』名著だと思いました(自分で購入しています)。後日感想書くと思います。 https://t.co/pvT2qC0pdN
— Adam Takahashi (@adamtakahashi) September 15, 2022
orphans/goldbergさんが素敵な書評を書いてくださいました。#哲学の門前
生活と哲学/吉川浩満『哲学の門前』(紀伊國屋書店、2022年) – MAKE SOME NOISE https://t.co/RPTPO8e1VY
— 吉川浩満 (@clnmn) September 17, 2022
吉川浩満『哲学の門前』、面白くないわけないのだが、傑作中の傑作であった。生活しながら考える、考えながら書く、書きながら生きることのお手本。
…出版社での新入社員時代、1ヶ月の教科書営業出張の末にその艱難辛苦を詠んだ「歌集」を作ってしまうのが著者。— R. Maruyama (@rmaruy) September 19, 2022
吉川浩満著『哲学の門前』(紀伊國屋書店)をご恵贈いただきました。
捉えがたい問題に踏み惑い、どの門(各種の学問分野や独自理論など)にも入りきれず、途方に暮れながら、己れに何度もメスを入れることで問題の輪郭を探っていく。そうした、まさに哲学することの原風景を見事に示した随筆集です。 pic.twitter.com/Y49rAkTtYC— 古田徹也 (@FURUTA_Tetsuya) September 20, 2022
吉川浩満さんの『哲学の門前』が面白すぎて興奮してる。おそれながら、同じ時期に出たわたしの新刊とじつは共通点が多いのではという気がしています。パンうんを導いてくれる本というか……パンうん読者の方にめちゃくちゃおすすめです pic.twitter.com/Ng0zG8a8Dl
— 藤岡みなみ (@fujiokaminami) September 22, 2022
在野の人であり続けることの軽やかさ、難しさ、もどかしさ。ずっと音楽の門前でグズグズやってる自分には妙に響く(比ぶべくもないが)。昭和〜平成の知の巨人みたいな人々が何人もこの世を去ってしまったけど、我々には吉川浩満+山本貴光がいるじゃないか、と勝手に心強く感じる、貴重な存在です。 pic.twitter.com/jvSJGaRqbt
— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) September 24, 2022
産経新聞に書評が掲載されました! #哲学の門前
「中でも、仕事と収入を巡る考察は示唆に富む。「やりたいことを仕事にしたい」と漠然と考えている若い人にぜひ読んでほしい」
【書評】『哲学の門前』吉川浩満著 https://t.co/7m06PGzy0U @Sankei_newsより
— 吉川浩満 (@clnmn) September 25, 2022
吉川浩満さんの『哲学の門前』(紀伊國屋書店)を読みました。各章が「体験」と「考察」パートに別れていて一緒に思考しやすい。「体験」パートは「大人のさわやか3組」みたい。読者に対する誠実さとサービス精神を感じました。ここ数年会えていない僕にとっての山本くんと連絡をとりたくなりました。 pic.twitter.com/aMYIYZD4nB
— 中村シュフ (@nakamura_syufu) September 26, 2022
紀伊國屋書店のPR誌『スクリプタ』に、鈴木涼美さんと池澤夏樹さんによる『哲学の門前』クロスレビューが掲載されました。予想外かつ素敵な書評に感謝します。☟https://t.co/SAjHu9PWUK
※アプリ「Kinoppy」にて無料でお読みいただけます。スマホ、パソコンほぼ全対応。https://t.co/GpxdeMJWUk— 吉川浩満 (@clnmn) October 4, 2022
2022年10月8日付の『京都新聞』に掲載された書評は京都文芸同盟「本と一冊」のコーナーです。大垣書店の高野店の和中整さん、素敵な書評をありがとうございました。#哲学の門前
「哲学の門前」吉川浩満著/紀伊國屋書店 1980円 | 京都新聞 https://t.co/wsLdVGhKX4 pic.twitter.com/oAYomXvutt
— 吉川浩満 (@clnmn) October 9, 2022
11月の『中央公論』「BookClip」は、牟田都子 『文にあたる』(亜紀書房)、吉川浩満『哲学の門前』(紀伊國屋書店)を取り上げました。前者は、校正者が綴った一冊で読書の深みをじっくりと味わえるものです。後者は、哲学との付き合い方を身近にもしてくれる好著。どちらも読書の秋におすすめです。 pic.twitter.com/abSXYhuNps
— 中央公論編集部 (@chuokoron) October 10, 2022
めちゃくちゃ面白くて、カフェにて夢中で読んでいます!!
こんな文章が書けたらどんなに良いだろう…と半泣きです😭— 大澤夏美▶ミュージアムグッズ愛好家 (@momonokeMuseum) October 10, 2022
発売中の「中央公論」11月号「BookClip」コーナーで『哲学の門前』(吉川浩満、紀伊國屋書店)と共に『文にあたる』を取り上げていただきました。ありがとうございます。
『哲学の門前』、私は複業(パラレルキャリア)の話としても興味深く読みました。おすすめです。 pic.twitter.com/RIxSnAe8XT— 牟田都子 『文にあたる』発売中 (@s_mogura) October 11, 2022
「真夜中のコインランドリーに誰かが忘れていったドングリ」。わたしは吉川さんのこういう感性が凄くいいなと思います。先日のサンポールの実験のツイートも、ユーモアだけじゃなくって、人間であることの本質的なこと、旧懐や好奇心がくすぐられる事象とか『哲学の門前』にはそういうものがいっぱい。 https://t.co/cc8EuinMgT pic.twitter.com/FDnCZhCjNM
— 小川公代 (@ogawa_kimiyo) October 12, 2022
しかし、やっぱり、この『哲学の門前』という題名…というか、視点はいいよ。最近色んな「入門書」が出てるけど、この「門前」という視点を出したことで、頭一個抜け出た感じ。実際、大半の人は「ふだんは門の外に暮らして」て、にもかかわらず、時に「哲学」に出くわす、というあり方が普通と思うから
— どう即 (@madanaizo) October 12, 2022
『哲学の門前』(吉川浩満)。感触は「哲学的旅行記」。日常の延長に哲学を柔らかく示す。体系を綴る「入門書」とも日常に躓く「哲学書」とも違う。あるのは普通の生活。その生活に政治・性・友愛・AIといったテーマが自然と存在する。本を読むのが好きな学生と疲れた大人にお薦めしたい。#最近買った pic.twitter.com/KWC7AonSFT
— yuichi murakami (@murakami_kun) October 14, 2022
紀伊國屋書店のScriptaに寄稿した吉川浩満氏の『哲学の門前』の書評がウェブで読めるようになりました。日常に引きつけた哲学的な問答をエッセイとしてすらすら読んでしまえるまさに哲学の門前書。ちょっと齧ってみるだけで哲学はこんなにも日常をエキサイティングにする。https://t.co/628WMmmFTq
— 鈴木涼美 (@Suzumixxx) October 13, 2022
『哲学の門前』https://t.co/bFhhtTgpCa哲学の議論は少なめだが、興味深い話が多い。文章が上手い。見習いたい。『三位一体の神話』は私も昔読んだが、内容は忘れていた。10年かけて作った本だということに意外な驚きがあった。
— 田上孝一 (@tagamimp) October 14, 2022
【書評】吉川浩満『哲学の門前』@日経☞「満足のいく言動ができなかった青年時代の思い出や、読書会に不和を招いたフェミニズムに関する議論。かつて著者が苦慮した経験を、軽快な筆致で哲学的な問題に昇華させていく」「悩み多き現代人にうってつけの「門前書」といえよう」https://t.co/7juLYqZZkD
— 紀伊國屋書店出版部 (@Kino_shuppan) October 14, 2022
吉川さんのこの本のアイディアをいただいたらどうか、と思い至りました。完全パクリなんだけど、これが成り立っている理論的背景は『日本語からの哲学』に依拠するってことで。
— 平尾昌宏 (@HiraoM) October 15, 2022
『哲学の門前』を読んだら、自分が普段考えていることが的確に言葉にされてて助かった。加藤典洋が好んで引用した「君との世界の戦いでは、世界を支援せよ」と、「きみは悪から善をつくるべきだ、それ以外に方法はないのだから」という、二つの謎めいた言葉の考察なんだがね。この辺のことに触れてるよ pic.twitter.com/R6iOgU6Z5I
— どう即 (@madanaizo) October 24, 2022
『群像』2022年11月号、戸井編集長の「編集後記」に『哲学の門前』が! ありがとうございます。#群像 #哲学の門前 pic.twitter.com/Yk0ewkEYcd
— 吉川浩満 (@clnmn) October 24, 2022
京都文芸同盟の京都新聞連載「本屋と一冊」にて、10月8日(土)吉川浩満著『哲学の門前』紀伊国屋書店を紹介しました。
担当 和中 大垣書店高野店#本屋と一冊 pic.twitter.com/05r0louecx
— 京都文芸同盟 (@kyoto_bungei) October 26, 2022
吉川さん!!ご紹介ありがとうございます!!🙏🏻🙏🏻哲学の門前最高です!
— 紫原明子@新刊『大人だって、泣いたらいいよ』予約受付中 (@akitect) November 2, 2022
今朝(11月3日)の朝日新聞 #折々のことば 欄で、鷲田清一さんが『哲学の門前』を引いてくださいました。ありがとうございます。#哲学の門前
折々のことば:2546 鷲田清一:朝日新聞デジタル https://t.co/im2fQWA6Jd
吉川浩満『哲学の門前』紀伊國屋書店https://t.co/UjSpyAy98U pic.twitter.com/U5MJEg7wyV
— 吉川浩満 (@clnmn) November 2, 2022