大澤真幸、見田宗介『〈わたし〉と〈みんな〉の社会学』左右社

ぎゃー!(泣)ぎゃー!(2) 今日届いた東浩紀さんの新著『ゲンロン0』をパラパラ眺めていたら、そこでも『理不尽な進化』が引用されていました(p.69)。『ゲンロン0』は少し読んだだけでもマスターピースになる予感でいっぱいですが、『理不尽な進...

物書きのためのタブレット

タブレットの縦画面は物書きに最適である。ノートパソコンのディスプレイは基本的に横長である。まあこれはこれで複数ウィンドウを立ち上げて使う分にはわるくないのだが、書き物の表示行数という点で不満を感じることがある。なんだか閉塞感を覚えるのである...
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この数日間と、数年間

卓球場の道場主が中国に一時帰国することになり、なかば無理やりに道場の管理を命じられた。そんなわけで数日前より穴倉のような卓球場で生活している。掃除、洗濯、昼寝、ときどき卓球コーチ。細切れの空き時間には細切れの読書(とiPhoneあそび)。あ...
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警視庁第八機動隊

愛車ジムニーを駆って甲州街道を鼻歌まじりに気分よく走っていると、後ろからスピーカーの音声が聞こえてきた。振り返ると後ろにパトカー。乗車している警官二人組がこちらをガン見している。「え、ぼくなの?」的なボディーランゲージで尋ねると、「とーぜん...
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文庫がアツい

最近、書店をうろついていて感じるのは「文庫がアツい!」ということ。「アツい」というのは、「厚い」とか「熱い」とか「暑い」とかいうほどの意味。とくに岩波文庫とちくま文庫/ちくま学芸文庫の勢いというか気合いがすごい。先月と今月に刊行された分だけ...
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24 Carat Purple

早起きできたので仕事。なつかしい音楽を聴きながら。 *-*はじめて聴いたディープ・パープルのレコードは、『24 Carat Purple』という企画盤(ベスト盤)だった。 Deep Purple, 24 Carat Purple, 1975...
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さびしい

四谷の文鳥堂がいつの間にか閉店していた。跡地には和食系居酒屋が入っていた。すぐ隣は和民と笑笑なのに。看板だけが物寂しく残っている。
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ガッタガタゴー

先日、とある編集者――日ごろからその仕事ぶりに驚嘆しつつ、わたしが勝手に信頼を寄せている編集者であるが、いまは仮にヨーゼフ・K氏とでも呼んでおこう――のかたから、初めての原稿依頼をいただいた。K氏からの依頼は、仕事の規模だけをみれば単行本執...
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明倫館書店

神保町に出かけた。久しぶりに明倫館書店に足を踏み入れる。行った、見た、買った!さすが明倫館。ずっと探していた科学哲学/科学論の古書が2冊、あっけなく見つかった。ネットで定期的に探していたのだが、なかなか見つからなかったのである。さすがは「数...
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鳥とUP

久しぶりに鳥政の昼食。ミニ焼鳥丼とラーメンのセット(通称「ラーメン」)。食べながら、書店でいただいた『UP』の頁をめくる。 松浦寿輝「[文化季評]6 アルチュセール、アーレント、パース」、『UP』no.390(2005/4)、東京大学出版会...
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カリマス的神政

『現代社会学体系11 ギュルヴィッチ――社会学の現代的課題』寿里茂訳、青木書店、1970現代社会学大系 11 社会学の現代的課題作者: ギュルヴィッチ,寿里茂出版社/メーカー: 青木書店発売日: 1970/06メディア: 単行本この商品を含...
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仏と嗜好

昨日行った丸ビルの土産話。ビルに入っているMEIDI-YA(明治屋)でハーブティーというものを買った。ラベルの「原産国」を見ると、 モロッコ、ヨーロッパ、フランス、エジプト、パキスタン、スロバキア ヨーロッパ、フランス...気をとりなおして...