在日・女性・民族

李順愛(イ・スネ/1953- )氏の著作を2点。

ちなみに、上野千鶴子氏は李順愛氏の『二世の起源と「戦後思想」』のなかで鈴木道彦氏を「発見」したのだとのこと(先日のエントリー「プルーストと在日」参照)。

  • 李順愛『二世の起源と「戦後思想」――在日・女性・民族』平凡社選書207、平凡社、2000

【版元情報】
日本人と朝鮮人の問題を最も深く考えぬいた3人の「思想家」──金子文子、李珍宇、金鶴泳。彼らの苦悩を通して、在日朝鮮人二世の根源と戦後日本思想の核心に迫る。

戦後世代の戦争責任論―『敗戦後論』をめぐって (岩波ブックレット (No.467))

戦後世代の戦争責任論―『敗戦後論』をめぐって (岩波ブックレット (No.467))

【版元情報】
侵略戦争という過去がわれわれに残した,現在の問題とは何か.戦争の直接の当事者ではない戦後世代は,その課題をどのように受け止めるべきなのか.『敗戦後論』をめぐる一連の論争を90年代の思想状況に位置づけ直し,一在日朝鮮人の眼にうつる論争の輪郭を通して,戦後世代の戦争責任論の内実を問う.

◇李順愛 – 富山国際大学
http://www.tuins.ac.jp/jm/kokusai/kyouin_info/lee_info.htm

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