- マルティン・ハイデッガー『哲学への寄与論稿(性起から〔性起について〕)』大橋良介、秋富克哉、ハルムート・ブフナー訳、ハイデッガー全集65 創文社、1995
哲学への寄与論稿-性起から(性起について)- ハイデッガー全集 第65巻
- 作者: ハイデッガー,辻村公一,秋富克哉,大橋良介,ハルトムートブフナー
- 出版社/メーカー: 創文社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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ついに出ました。
【出版社宣伝文】
ハイデッガーの思索のいわゆる「転回」(ケーレ)と呼ばれる事態が進行していた1936−38年の時期に、生前の公刊を意図することなく書き記された覚書であり、もう一つの主著と称されているものの、本邦初訳である。ハイデッガーの思索に訪れる閃きの跡をただ黙々と記し続けた、281の断片的考察の集積である。このテキストは、ゆっくり読まれることを要求する。訳語表(独和/和独)を付した。【目次】
1 先見
2 響き
3 投げ送り
4 跳躍
5 基づけ
6 将-来的な者たち
7 最後の神
8 有
訳語表(独和/和独)
コメント
いやー。ほんとに出ちゃったねー。厚さの割には安いよなー。翻訳たいへんだったでしょうねぇ。
想像もつきません。<たいへん
「訳者後記」を見ると、数年にわたる読み合わせの後、1997年に実質的な翻訳作業を開始、全体を訳し終えたのが2001年、その後は検討・訂正に費やしたのだそうです。おつかれさまでした。>訳者の方々