二輪車にエアバッグ

いまや軽自動車にも搭載されているエアバッグシステム。単車用がついに出た… 最初にやるとしたらBMWかホンダだろう思っていたけれども、ホンダ・ゴールドウィング(米国仕様)が先陣を切った。

ホンダ、二輪車用のエアバッグシステムを開発
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/08/news028.html
本田技研工業は、二輪車用のエアバッグシステムを発表した。2006年半ばに米国で発売する新型「ゴールドウイング」に搭載する計画だ。
エアバッグシステムは、エアバッグ本体やインフレーター(展開用の気体を供給するユニット)などを収納した「エアバッグモジュール」、衝撃を検知する加速度センサー、衝突判定の演算処理を行う「エアバッグECU」(電子制御ユニット)の3点で構成される。
前面から衝突した際、左右のフロントフォークに2つずつ取り付けられた加速度センサーが衝撃加速度を検知し、ECUにデータを送信。エアバッグの点火電流をインフレーターに送り、エアバッグ本体を展開させる仕組みだ。衝撃検知からエアバッグ展開までの時間は、約0.060秒という(停止中の四輪車に時速50キロで衝突した場合)。(ITmedia

ちなみにこのゴールドウィング、ハーレーダビッドソン(H-D)のお膝元アメリカでも人気があり(というか同車種のメイン市場はアメリカ)、オーナーズグループもたくさんある。当たり前といえば当たり前のことだけれど、アメリカ人バイカーにもちゃんと非H-D/反H-Dバイカーが存在するというのは少し安心させる。

それにしても効果はあるんだろうか。まぁ、ある程度はあるにしても、ぼくのハーレーダビッドソン(ローライダーとFLH)にはつけられないし、つけたくもならないなぁ(なにより見た目――ぼくが考えるかぎりでの――が損なわれる)。

効果如何によっては各社が追随することになるかもしれないが、専用のパーツやデバイスがたくさん必要になるので、とりあえずはラグジュアリーな車種にのみ搭載されることになるだろう。

【関連記事】
◇哲劇メモ > [単車]
http://d.hatena.ne.jp/clinamen/searchdiary?word=%2a%5b%c3%b1%bc%d6%5d

◇bikes, mon amour! – 拙単車サイト(工事中かつ放置中)
http://www.logico-philosophicus.net/monamour/

コメント

  1. マエ より:

    正面衝突よりも、転倒の危機をなんとかしてくれる機能がほしいです。車体の横からにゅっと足が生えて支えてくれるとか。しかもかっこいい足。

  2. clinamen より:

    強くそしてしなやかな足――サラブレッドのそれのような――だね。

  3. chabbu より:

    素朴な疑問なんですが。
    エアバッグにふっとばされないんですか?

  4. clinamen より:

    いい質問です。

タイトルとURLをコピーしました