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- 読売新聞 > 本よみうり堂> 独創世界70年 小島信夫氏創作の秘密
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060202bk09.htm?from=os1小島信夫氏(90)が400枚の新作「残光」を新潮2月号に発表した。70年間、独創的な境地を切り開き続けてきた「生きている小説」そのものの小島氏。にわかに高まってきた若い世代からの関心に応え、その創作の秘密を明かし始めた。(後略)
そしてそして、保坂和志氏ら有志による『寓話』個人出版の話も。
小島氏の長編を復活させる試みは複数の出版社で進行中だが、保坂和志氏は今月28日、氏の91歳の誕生日を記念して『寓話』を個人出版する。
87年に福武書店(当時)から刊行されたのは、故田村義也氏の装丁による重厚な大著だったが、今回はA5判、2段組みのソフトカバー。「原稿用紙1200枚分のデータを仲間と手分けしてパソコンに打ち込んだ」と保坂氏。
詳細については上記『読売新聞』記事をご参照ください。
◇保坂和志とbungate-webの共同制作によるHP
http://www.k-hosaka.com/
◇読売新聞 > 本よみうり堂
http://www.yomiuri.co.jp/book/
コメント
『新潮』三月号によれば『寓話』個人出版は「クレストブックス」のような瀟洒な造本(フランス装)になるらしい。小島信夫・保坂和志両氏の新規対談も計画されているようです。
フランス装いいですね! フランス装(でちょっと厚めの本)は大好きです(『寓話』もあの分量だと厚めになりそうですね)。新規対談、もし公開のものであればぜひ足を運びたいと思います。お知らせありがとうございました。