9月22日の夜は下北沢でお会いしましょう。|吉川浩満×荒木優太×山本貴光「人間問題(F+f)+、あるいは科学・文学・人間の運命」『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)刊行記念 | 本屋 B&B https://t.co/Rt3UNBqBFj #bookandbeer
— 吉川浩満 (@clnmn) 2018年8月21日
ご予約☞http://bookandbeer.com/event/20180922b/
出演 荒木優太、山本貴光、吉川浩満
時間 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 前売1,500yen + 1 drink order 当日店頭2,000yen + 1 drink order7月、吉川浩満さんの新刊『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』が刊行されました。発展をつづける認知と進化にかんするサイエンスとテクノロジーがもたらす人間観の変容についての中間報告書です。人工知能、ゲノム編集、ナッジ、認知バイアス、人新世、利己的遺伝子……我々はどこへ行こうとしているのでしょうか?
著者の吉川さんは、人間の情動(と理性の関係)、偶然性(と運命の関係)に着目することが大事だと考えています。認知科学の展開は、我々の思考や行動に情動が大きな役割をはたすことを実証してきました。また、ヒトもまたその一員であるところの生物の進化は、偶然の積み重ねが運命のごとき轍となるような仕方で進んでいくからです。
そこでゲストにお呼びしたのが、山本貴光さんと荒木優太さんのおふたりです。山本さんは近著『文学問題(F+f)+』において、文学をF(認識、理性)とf(情緒、情動)の組み合わせと考えた夏目漱石の『文学論』を現代によみがえらせました。また、荒木さんは『仮説的偶然文学論』において、日本近代文学にあらわれた偶然性という主題の諸相を見事に析出しています。おふたり以上にふさわしいゲストがいるでしょうか(いや、いないでしょう!)。
今回のイベントでは、偶然と運命、情動と理性、文学と科学という複眼的な視点から、我々の本性と運命について存分に語り合っていただきます。
ぜひご参加ください!
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