五十嵐素子「学習の測定作業の分析に向けて」

  • 五十嵐素子「学習の測定作業の分析に向けて――学習への状況論的アプローチを手がかりに」、『現代社会理論研究』no.14、2004

学習を認知的に(たとえば「情報処理プロセス」として)説明するのではなく、学習の定式化を可能にする道具立て(たとえば「成績のスコア」など)のみによって説明するのでもなく、人びとがどのような実践的推論体系(測定のシステム)にもとづくことで学習が測定可能になるのかを記述すること。最後に予告された、学習の測定作業を具体的に明らかにしていく仕事を待つ。

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