- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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ついに出ました。
序章 普遍的現象としての「恋愛」
第一章 「家庭小説」とその周辺
第二章 「失恋小説」の誕生――久米正雄の『破船』事件
第三章 恋愛と結婚の啓蒙家・菊池寛
第四章 「遊蕩文学」の巨魁・里見紝
第五章 男の貞操と広津和郎のX子事件
第六章 女たち、性を描く――宮本百合子、コロンタイ
第七章 「女の一生」小説の誕生――岸田國士、山本有三
第八章 作家たちの恋愛と結婚――伊藤整、石坂洋次郎、石川達三
第九章 ジッド『狭き門』の深く広い影響について――芹沢光治良、福永武彦
第十章 戦後における「解放」の嘘――『君の名は』
第十一章 女の欲望――平林たい子の文学史からの抹消
第十二章 戦後の石坂洋次郎と石川達三(一)
第十三章 戦後の石坂洋次郎と石川達三(二)
第十四章 姦通のモラル――巻正平の敗北
第十五章 昭和後期性愛小説――瀬戸内晴美、渡辺淳一、立原正秋
第十六章 学歴と恋愛――学校の恋愛文化
第十七章 歌謡曲の時代
第十八章 自由恋愛の中の不自由
あとがき 近代社会における「愛」の誤用
◇哲学の劇場 > 作家の肖像 > 小谷野敦
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