十年ぶりに『夜の果てへの旅』を読んでみようと思い立った(*1)。前回は中公文庫の生田耕作訳だったんだけど、こんどは某特殊版元作品集の高坂和彦訳に取り組むべく、鼻息も荒くケータイメールで注文(*2)。お世話になった方々、ありがとうございました。
で、試しに書店で中公文庫版を覗いてみたら、生前の生田耕作による改訳がなされているではないか(上巻180頁で途絶してしまったけれど)。しかも3年前。知らなかった…(*3) というわけで改訳の痕を見届けるべく中公文庫版も購入。
- (*1)『さようなら、私の本よ!』を読んでそうなったという(ある種の人びとには)わかりやすすぎる理由。
- (*2)どうしていままで持っていなかったのか? だって高かったんだもん。
- (*3)ぼくの場合こんなときだ。「軽くヤバい」という言葉が脳裏をよぎるのは(べつにヤバくもないはずなんだけど)。
ちなみに過去の「わたしのセリーヌ」譚は下記URLにて絶賛在庫中。
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◇セリーヌの作品(全15巻) – 国書刊行会
http://www.kokusho.co.jp/series/celine.html
◇ルイ=フェルディナン・セリーヌ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%EF%BC%9D%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8C
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※生田耕作『卑怯者の天国』(人文書院、1993)は現在品切中。『るさんちまん』(人文書院、1975)はデータベースにもなかった。
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