すべてをチェックしているわけではないが… 手にしたもののうちでおもしろく読んだ記事を。
島田氏が語る語る…と思っていたら案外はやく終わってしまった。もう少し読みたかった。インタビュアーは市川真人氏。
橋本氏の文章は、「話すこと」と「書くこと」の関係を、近年の出版事情の変化――本づくりのスピード化(=「執筆」から「コンテンツ作成」への移行)――を踏まえて考察する。毎月のように本が出る最近の氏の仕事ぶりがちょうど気になっていたところだったので楽しめた。絶妙のタイミング。
酒井氏の文章は、女性の化粧と(いう)嘘についてのエッセイ。勉強になりました。
◇朝日新聞社 > 『一冊の本』
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/issatu/
お二人の新著を買った人はいっしょに読むのが吉。
- 作者: 新宮一成
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/11
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 52回
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- 作者: 鈴木謙介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/19
- メディア: 新書
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◇講談社 > 本の情報誌
http://shop.kodansha.jp/bc/teiki/6.html
池澤氏があげた岩波文庫は、ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(1542)。わたしにとっても(と、まるで互角に並んで語るようで気がひけるが、ほかに言いようを知らないのでそうする)同書は大事な本のひとつ。ラス・カサスは、硬い硬い物差しになりうる。
- 作者: ラス・カサス,染田秀藤
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/06/16
- メディア: 文庫
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