◆柄谷行人×福田和也 公開対談「21世紀の世界と批評」@新橋ヤクルトホール
ほぼ満員。初の公開対談だったそうな。
(対談からのメモ)
◇速度
内面=遅延(時間)/速度向上で内面縮滅
◇小説にしかない優位
時間+内面
◇ファシズム=テクノロジーをもちいた本来性の回復
ex. アウトバーン+フォルクスワーゲン+ピクニック
◇ロマン主義→象徴主義
ボードレール「路上の画家」――歴史が終わりモードが始まる
◇神の死(ニーチェ)
超感性的なものだけがなくなったのではなく、同時に感性的なものもなくなった
(=境界線がなくなった)
情報は物質(感性的なもの)と観念(超感性的なもの)の二項対立を乗り超える
情報だけがある
◇テクノロジー(ハイデガー)
サイバネティックスがもたらした哲学の最終段階
「情報」(観念でも物質でもない)以後に哲学は可能か
◆談話@銀座ライオン新橋
相棒(id:yakumoizuru)と放談。
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