スピノザの世界

久しぶりに本を買った。

スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)

スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)

「彼が望んだようにミニマリズムに与し、彼の理解したように事物の愛を学ぶ」「スピノザに見えた世界がどんなものか、その不思議な光景を理解の内側から眺めること」……一段落したら読んでみよう。


1 企て
スピノザ自身による入門書
純粋享楽を求めて
喜ばしい賭
剰余
目的とは衝動のことである
欲望は衝動を知らない
最高善を定義する
2 真理
道としての方法
方法は真理から自生する
何が何を真とするのか
真理の内的標識とは何か
真理の規範
知性の謎
3 神あるいは自然
『エチカ』
幾何学的証明
実体とは何か
神とは何か
神の存在証明(?)
唯一なる主体
内在的原因としての神
事物は別なふうにはありえなかった
4 人間
デカルトの残した問題
真理空間
精神は身体の観念である
精神はメンタルな能力なしで考える
5 倫理
自由意志の否定
自分をゆるしてやること
神と世界をゆるしてやること
人間をゆるしてやること
社会をゆるしてやること
事物の愛し方
6 永遠
無神論(?)
神への愛
永遠の相のもとに
第三種の認識
神の知的愛
そして至福

大阪大学文学部 > 上野修 – 氏の教員プロフィール。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/profile/ueno.html

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