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みすず書房から「理想の教室」という新シリーズが始動する。6月10日刊行開始。
編集委員は、亀山郁夫、小森陽一、巽孝之、西成彦、水林章、和田忠彦の各氏。各巻は四六判ソフトカバー/平均144頁/予価1,300円(本体価格)とのこと。
第1回配本は下記の5冊。ラインナップを見るとぜんぶ読みたくなる。はやく実物を見てみたい。とくに亀山郁夫、加藤幹郎両氏の作品。
- 亀山郁夫 『悪霊』神になりたかった男
- 河合祥一郎 『ロミオとジュリエット』恋におちる演劇術
- 加藤幹郎 ヒッチコック『裏窓』ミステリの映画学
- 細見和之 ポップミュージックで社会科
- 吉永良正 『パンセ』数学的思考
下記は特設ページに掲載された刊行の辞。
《理想の教室》へようこそ
http://www.msz.co.jp/risou/
《理想の教室》は、好奇心や感受性の豊かな若い人たちに、いま出会って欲しいさまざまなテキストを伝えようと企画されました。教科書に載っている有名な作品、教科書に載っていたらよいのにと思われる優れた作品を、ていねいでキレのある語り方で分析し、その背景を教えていきます。外国も日本も、古典も現代文も、この教室では広がりと深さを知ることをモットーに、哲学、科学、美術、音楽とすべての教科の枠を超えて学ぶことができるのです。それはいつの日か必要とされる、「自ら考える力」を育てるための大事な訓練にほかなりません。
◇みすず書房 > 理想の教室
http://www.msz.co.jp/risou/
コメント
↑、数日前に神田の三省堂で平積みになってました。文字も大きくさっと読めそう。
え、もう売ってんの!? 見に行ってみます。
正面玄関入ったところの新刊台にあったです。
ありがとー!