ガーダマーとの対話―解釈学・美学・実践哲学 (ポイエーシス叢書)
- 作者: ハンス・ゲオルクガーダマー,カルステンドゥット,Hans・Georg Gadamer,Carsten Dutt,巻田悦郎
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1995/02
- メディア: 単行本
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若手研究者カルステン・ドゥットによるインタビュー。原著が刊行されたのは1993年で、ガーダマーは当時93歳。
ドゥット 「自分の用いている方法の客観性に頼り、自身の歴史的制約性を否認することによって、自分が先入見を免れていると確信していると思い込んでいる者は、先入見の暴力を経験する。先入見は背後からの力(vis a tergo)として、彼を制御できない仕方で支配する。」
ガーダマー その通り!
ドゥット これは『真理と方法』からの引用ですよ。
ガーダマー 分かっている。
おもしろい。
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