ジュンク堂の雑誌コーナーをうろついていたら、写真家ブルース・ウェーバーの姿が目にとまった。もちろんご本人ではなく雑誌の表紙に写っていたのであるが。
マガジンハウスの雑誌『BRUTUS』のようだ。表紙には「写真家ブルース・ウェーバー――犬との生活 ★ALL ABOUT BRUCE WEBER★」とある。
- 『ブルータス』特集*写真家ブルース・ウェーバー――犬との生活、2005年8月15日号(no.576)、マガジンハウス
http://www.brutusonline.com/
誌名の題字の上にはこんな言葉が。
夢の生活!? 犬、海、別荘、ファッション、サーフィン、映画 etc.
こんなの、なんか忙しそうで、わたしにとっては「夢の生活」でもなんでもない(「犬」を除けば)。しかし、何葉かいい写真が載っていたので買って帰った。
ブルース・ウェーバー(Bruce Weber/1946- )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州グリンズバーグ生まれの写真家、映画作家。有名な仕事としては、カルヴァン・クライン、ラルフ・ローレン、アバクロンビー&フィッチなどのファッションブランド(俺にはなんの関係もないブランドばかりだが)の広告キャンペーンや、いわゆる「セレブ」(マット・ディロン、リヴァー・フェニックス、ケイト・モス)らのポートレイト写真などがある。
映画作品やミュージシャンのPVもつくっている(ちなみに学生時代にはデニソン大学でアートを専攻した後にニューヨーク大学で映画制作を専攻)。トランペット奏者チェット・ベイカーの生涯を描いたドキュメンタリー・フィルム『Let’s Get Lost』(1988)など。
- 『レッツ・ゲット・ロスト』ブルース・ウェーバー監督、チェット・ベイカー主演、アメリカ、1988
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1993/11/21
- メディア: VHS
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
で、9月からは新作映画『トゥルーへの手紙』が公開される。トゥルーというのは、彼がいっしょに暮らしている四匹のゴールデン・レトリーバーの末っ子。ウェーバーがトゥルーに宛てて手紙を書くというような作品(らしい。未見なのでなんともいえない)。シネマライズ(東京・渋谷)、梅田ガーデンシネマ(大阪・梅田)などで上映予定。
- 『トゥルーへの手紙』ブルース・ウェバー監督、トゥルーほか主演、アメリカ、2005
http://www.alettertotrue.com/
犬映画ということなら観てみなければならない。また、同時に写真展も開催される模様。
- ブルース・ウェバー展「The True Store and Gallery」
期間:2005年9月16日(金)〜10月30日(金)
料金:1,000円(税込)
場所:青山旧紀ノ国屋跡地特設ミュージアム
青山旧紀ノ国屋跡地パーキングに出現するテンポラリー・ミュージアムにて、170点余りの写真作品展示や、短編作品上映、幻の写真集などレア・アイテムのグッズ販売を展開。昨年立ち上げたウェバーの洋服ブランドWEBERBILT日本オンリーショップも!! ドッグランになったCAFEで愛犬とスローライフなひと時を!
http://www.cinemarise.com/cgi-bin/rise_search.cgi?tmpl=detail&year=2005&just1=2005014&exp1=2
「ドッグランになったCAFE」っつっても、マは連れていけない思う。どうせあばれるし。ほかの犬をこわがるし(ビビリ犬なので)。でもせっかくなので人間だけでも行ってみるか。
- ※ところでBruce Weberのカタカナ表記だが、『BRUTUS』では「ブルース・ウェーバー」、シネマライズやExciteシネマでは「ブルース・ウェバー」となっている。拙ブログではとりあえずそれぞれの表記に合わせてみた。ちなみにわたしの好みは「ブルース・ウェーバー」である。
◇映画『トゥルーへの手紙』 – Exciteシネマ提供。作品概要など
◇ブルース・ウェバー展「The True Store and Gallery」 – Exciteシネマ提供。展覧会概要など
◇シネマライズ – 上映情報など
◇Bruce Weber – ブルース・ウェーバー公式サイト
コメント