書店で少し立ち読みしてみて、やっぱりじっくり読んでみたい気になった。布団の中で。
- 村上勝三編『真理の探究――17世紀合理主義の射程』知泉書館、2005
- 作者: 村上勝三
- 出版社/メーカー: 知泉書館
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
とくに注目しているのは小泉義之、上野修、佐々木能章、村上勝三諸氏の論考。
【目次】
第Ⅰ部 デカルト、真理の生成
一 思惟する魂――機械・作品・マテーシス(小泉義之)
二 合一体の真理――形而上学・自然学・医学(香川知晶)
第Ⅱ部 マルブランシュ、真理と存在
一 存在の響きとしてのかすかな知覚――マルブランシュにおける真理の場と超越の形象(鈴木泉)
二 マルブランシュの真理論における知覚とサンティマン(伊藤泰雄)
第Ⅲ部 スピノザ、規範としての真理
一 方法と経験――「知性改善論」の方法の原則論(佐藤一郎)
二 スピノザと真理(上野修)
第Ⅳ部 ライプニッツ、多様なる真理
一 真理と根拠の多様性と統一性――「同一性」の論理と認識のトポス(松田毅)
二 真理の連鎖――「合理主義」の戦略(佐々木能章)
第Ⅴ部 合理主義と真理理
一 真理と神――無神論の幾何学者は真理を語りうるか(山田弘明)
二 真理・魂[精神]・自然――一七世紀合理主義の一断面(谷川多佳子)
三 存在と理由――「存在論的証明」についての遡行的研究(村上勝三)
でも今回はパス(樋口健二とスピーゲルマンの大型本が重くて重くて)。
コメント