先日Killing Jokeについての記事を書いた際、id:woeswarさんからこんなコメントをいただきました。
woeswar やはり世代的に、メタリカのカバーから入ったかんじでしょうか?
たしかに世代的にはメタリカから入るのが本道でしょうが、しかしオリジナル曲から聴いた記憶があります。でもオリジナルアルバムから聴いたのかは定かではない。じゃなにから聴いたのか。ずっと引っかかっていたのですが、それが昨日、タワレコをウロウロしていたときに突然ひらめいたのです。
わたしはこれで「The Wait」に出会いました。
- 『バーニング・アンビションズ』VAP、1986(日本盤)
- アーティスト: オムニバス,デット・ケネディーズ,エクスプロイテッド,ディスチャージ,G.B.H,カオスUK,トイ・ドールズ,アディクツ,セックス・ピストルズ,バズコックス,アドバーツ
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1993/06/01
- メディア: CD
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高校生のころに卓球部仲間の弟(この記事に出てくる「Nチャ」の弟。現在は彫り師)から借りたものです。いま考えてみればメチャクチャな選曲――The Sex Pistols、EaterからChaos UK、Dead Kennedys、はてはToy Dollsまで――なのですが、とても気に入っていました。「Boredom」も入ってるし!
もちろんいまやとっくに廃盤になっております(『バーニング・アンビションズ2』も同様)。わたしの手元にもありません。ちょっと欲しくなって昨夜いろいろ探してみたところ、楽天フリマで発見。見事に安値で落札できたのですが、出品者から今朝キャンセル通知が……(店頭で売れてしまったとのこと)。輸入盤の『Burning Ambitions: History of Punk』は、アマゾンのマーケットプレイスで6000円ちかくの値がついていて、ちょっと手を出す気にはなれませんでした。
このCDをお持ちでかつ親切なおかた、どなたかわたしに(以下略
コメント
そんな素敵に無節操なオムニバスがあったとは知りませんでした。自分はもろにclinamenさんと同世代ですが、メタリカから入って、後に初めてKilling Jokeで聴いた時には、「なんかフヌケてるなあ・・・」などと思ってしまいました。もちろん、そう言いつつも、その毒がいつのまにか体を蝕んでいたのは言うまでもありませんが。
コメントありがとうございます! これ、変なオムニバスですよねぇ… でも妙にはまって(というか刷り込まれただけのことでしょうけれど)、この曲順で聴きたくなることがあります。「The Wait」は、もしメタリカから入ったとしたらwoeswarさんと同じ感想を抱いたと思います。Killing Jokeから入った者としては、メタリカのカヴァーを聴いたときは「メタリカっぽくなって最高。でも(当然ながら)あのスカスカながらの緊張感がやっぱりないなぁ」などとコドモゴコロ(とはいえすでに高校生でしたが)に感じました。
それにしても、『Garage Days Re-Revisited』(1987)と『Garage, Inc.』(1998)は「これぞカヴァーアルバム!」と思います。とくに前者を初めて聴いたときは衝撃的でした。
しかしいまわたしにとってメタリカは(以下略