ふたたび復活の連載第6回。
- 酒井泰斗、吉川浩満「読むためのトゥルーイズム(自明の理)──非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」第6回、『文學界』2025年2月号、文藝春秋
本を読むとき何が起きているのか? 著者/読者は何をしているのか? エスノメソドロジーに想を得た驚異の酒井式読書術を学べる、この世で唯一の読書会の成果を封じ込めた、この世で唯一の雑誌連載。
見出し
1. 前回の回顧
1-1. 「短距離の反省」フォーマット
1-2. フォーマットに乗せる
2. コメントを書く5──二番目のハードル:敷衍
2-1. 敷衍とは
2-2. 敷衍のパラドクス
2-3. 「自分の言葉で言い換える」?
3. コメントを書く6──敷衍の例1:敷衍ができない場合(ステージ5a)
3-1. 読書会の定番コメント:「著者の言葉遣いはおかしい」
3-2. コメントにつきあって再読する:スコープを一段階拡張する
4. 演習
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