マと散歩

マがこの世でいちばん好きなものは散歩である(ようにお見受けする)。

ごはんを食べるよりも(マは食が細い)、なでられるよりも(うるさがって行ってしまうこともある)、とにかくなによりも散歩である(としか思えない)。

散歩に出かける準備をはじめると、ものすごい勢い(*1)で階段を駆け降りてきて、玄関で狂ったように踊りだす。かと思えば、ときおり思い出したように、ビシッと決まったオスワリをする。そしてまたふたたび踊りだす。感情のたかぶりによって、自分でもなにがなんだかわからなくなっている(*2)にちがいない。準備にてまどっていると、こらえきれなくなってキャンと鳴く(ふだんはめったに鳴いたり吠えたりしない)。

これからあの散歩がはじまるのだという歓喜と、しかしいまだ散歩ははじまらないのだという焦燥が、マに極度の熱狂と興奮(*3)をもたらす(のだろう)。

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コメント

  1. contractio より:

    (と書いている割にはあんまり凄くない てことですかヽ(`Д´)ノわーんわーん)

  2. clinamen より:

    いえいえ、むしろ逆です(w。「すごい勢いで」と書いたときに、「あ、あれだ!」と「俺が凄い勢いで古典を読むスレ」を思い出して、ついつい註にしてしまいました。スミマセン。

  3. contractio より:

     (*゜ー゜)

  4. (孫) より:

    こんにちは。マさんお元気そうで何よりです。私も小さい頃しろというお犬さまと暮らしていましたが、彼も老いてなお「お散歩が何より好き」な性向であったと思われます。父と車を洗っているときに門扉を開け放っていると、30cmくらいずつ伏せの状態で後ずさりして脱走のチャンスをうかがっていました。そんな時には父の「水ビーム」が飛んできたので彼もひゃっと庭に逃げ込んでいたのでありました、ってここはマさんのお話をする場所でしたね、駄文失礼しました!

  5. clinamen より:

    しろさんも散歩がお好きでしたか。いちど白黒コンビでいっしょに散歩させてみたかったね。ところで「水ビーム」、ぼくはできないなぁ(w。