用事があって早稲田へ。ついでに久しぶりに早稲田の古書店をめぐる。
今日の収穫は下記のとおり。
- 作者: モンテーニュ,松浪信三郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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- 作者: モンテーニュ,松浪信三郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/01
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上下セット。安かった。うれしい。
- 作者: 伊奈正人
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1991/04
- メディア: 単行本
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伊奈さん(id:inainaba)発見!(古本で申し訳ありません)
- ノルベルト・ヴァイス『カントへの旅――その哲学とケーニヒスベルクの現在』同学社、1997
- 作者: ノルベルト・ヴァイス,藤川芳朗
- 出版社/メーカー: 同学社
- 発売日: 1997/09
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著者ヴァイス氏による「はしがき」より。
かつての東プロイセンに向かう旅の途中、リトアニアの都市パランガの空港でパスポート検査を受けたときのことである。係員が愛想のいい笑いを浮かべながら、流暢なドイツ語で私に尋ねた。
「昔の故郷を訪ねるのですか。」
私は違うと言った。
「それでは観光旅行なんですね。」係員はそう言うと、世界中のパスポート検査係がみせるあの独特の投げやりな態度で、私のパスポートをめくった。そのまま取り合わずにおくこともできたが、私は首を振った。男は問いただす顔付きになった。もう笑ってはいなかった。
私の旅の理由はとても個人的な、見方によってはいくぶんセンチメンタルなものだったので、打ち明けるのは少しばかりためらわれた。しかし、相手はどうしても答えろといわんばかりだったし、適当な口実も思いつかなかったので、私は正直に言った。
「哲学者を訪ねるつもりなのです。それと、プレーゲル川に沿った彼の古くて新しい町を。」
係員は虚を突かれた様子で、今度は彼が沈黙する番だった。私たちはそれぞれ考えをめぐらせながら見つめあった。やがて彼はパスポートを返してよこした。そして先程と同じように微笑しながら、こう言った。
「よいご旅行を。ケーニヒスベルクとイマヌエル・カントによろしく。」
ナイスボケ>ヴァイス氏&ナイスツッコミ>係員氏。
「パッチギ!」対談篇 ・・・・・・喧嘩・映画・家族・そして韓国・・・・・・ (朝日選書)
- 作者: 李鳳宇,四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: 単行本
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これは新刊。あとで気づいたのだが、朝日選書だったのか! 装丁がピンク色なので気がつかなかった。
肝心の映画のほうは、勝手に無意味にプレッシャーを感じてしまい、観るのをズルズルと延ばし延ばしにしてしまっているのだが…
◇パッチギ! – 公式サイト。
http://www.pacchigi.com/
ほか数冊を抱えて帰宅。
コメント
言っていただければさしあげましたのに。大量にあまりまくり。w 気配りが行き届かずすみませそ。なにかご所望があればコピーなり本なりお申しつけ下さい。
ありがとうございます!