友人から下記の論文をご教示いただく。『コウモリであるとはどのようなことか』のトマス・ネーゲル氏がいまどんなことを考えているのか知りたいと思っていたところだった。ありがたい。
- Thomas Nagel, “The Problem of Global Justice,” Philosophy & Public Affairs 33, No.2, 2005
http://philosophy.fas.nyu.edu/docs/IO/1172/globaljustice.pdf
“We do not live in a just world. This may be the least controversial claim one could make in political theory. But it is much less clear what 〜”という(あいかわらず憎い)書き出しではじまり、「グローバルな正義」の問題に「正義と統治権」「平等の射程と限界」というふたつの論点からアプローチする(と宣言。まだ読み終えていません)。
◇Thomas Nagel – New York University内。
http://philosophy.fas.nyu.edu/object/thomasnagel
コメント
ネーゲル大好きです。
この方は実力と比して知名度が低いような気がします。
大学で『コウモリ〜』を友人に見せたらタイトルで笑われました。中身を見てから笑えと言いたい。
翻訳紹介が続かなかったのが痛いですね。