解釈の革新

先月に亡くなったフランスの哲学者ポール・リクールの論文集。

解釈の革新

解釈の革新

書物復権」により復刊。1971年から1977年にかけてリクールが発表した論文12篇を選んで編まれた日本オリジナルの論文集。

ウリクト『説明と理解』読解のかたわら、巻頭論文「説明と了解」を読む。リクールは「説明」と「理解」の関係を弁証法的な対立――理解は説明を包含する。説明は理解を展開させる――と定式化する。

(関係ないが、哲学的解釈学というのはなんか妙に健康によくって、ある種の不老長寿の妙薬になりそうな気がするのはやっぱり気のせいだろうか。)

◇Le Monde > Paul Ricoeur, philosophe de tous les dialogues (2005/5/21)
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3230,36-652552@51-633431,0.html

書物復権
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/index.html

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