トルストイとドストエフスキー 『トルストイとドストエフスキー――最初の神/最後の神』 (*) 作品と生の対立/作品における生の対立 最初の神/最後の神 懐疑主義のエンジン/相対主義のエンジン 健康の病い/病いの健康 悲劇/喜劇 (*)=「こんな本が書けたらいいなぁ」とい... 2004.12.09
心の旅路3部作(*) 『かしこくなるとはどういうことか』 『言うことと、なにも言わないこと』 『「である」と「べき」と「かのように」』 『かしこく』では知(識)を、『言う言わない』では言葉を、『であるべきかのように』では(いわゆる)倫理を、それぞれ扱う(事実認識... 2004.11.26
袋小路論 『袋小路論――「ある種の知的な気分」の回路基板』 (or『かしこくなるとはどういうことか――「知ること」の袋小路』) 「ある種の知的な気分」(ライル) 「ある種の知的な気分」から「哲学」へ わたしたちはみな実践的哲学者である それどころかむ... 2004.10.10
ふたつの種族 『ふたつの種族――レーヴィとフランクル』 善意の人間とそうでない人間――フランクル 溺れるものと救われるもの――レーヴィプリーモ・レーヴィとヴィクトール・フランクルによる、ふたつの「ふたつの種族」論。 すなわちある人間が収容所の看視兵に属し... 2004.09.30
問題論 『問題論――哲学的、あまりに哲学的』 問題はそれが適切に記述(定式化)された時点で終わる(解決ではなく)。しかし解答のない問題は問題ではない。問題を定式化すること(=哲学)は、解答を与えないのであるから、いってみれば詮無いことである。しかし... 2004.09.20
ウィトゲンシュタイン 『ウィトゲンシュタイン――ビルドゥングス・ロマン』 ウィトゲンシュタインの歩みを、「ある種の知的な気分」(©ギルバート・ライル)のアンチ・ビルドゥングス・ロマンとして描く。 『論考』が「批判的に乗り越え」られて『探究』が成ったのではない(『... 2004.08.11
非‐知としてのテクノロジー 『非‐知としてのテクノロジー』 20世紀の科学哲学が大きな成果を残した、「自然科学の認識論的な地位の画定」には興味がなくなってしまった(もちろん、それが重要でないと考えているわけではない)。 いま考えてみたいのは、技術(テクノロジー)をどの... 2004.08.11
思考実験 『思考実験――その意義と功績』 は、筆者の好きな「思考実験」(Thought Experiment/Gedankenexperiment)についてのスレです(スレじゃないが)。古今の哲学者・科学者たちが提出してきた思考実験を筆者の好みにした... 2004.07.24
趣味について 『趣味について』 趣味判断と倫理――その条件が問われる/問われない趣味判断 飯―薬―麻薬のスペクトラム――連続的だが異なる3種の享受 対象aと享楽――象徴界/想像界/現実界 2004.06.05