水声社が(書肆風の薔薇時代から数えると)ほんとうに久しぶりにつくった雑誌『水声通信』の創刊号は、いきなり荒川修作特集。
水声通信〈no.1(2005年11月号)〉特集 荒川修作の“死に抗う建築”
- 出版社/メーカー: 水声社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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特集の主要目次は下記のとおり。
荒川修作インタビュー「死なないために」(聞き手 丸山洋志)
瀬戸内寂聴「極彩色の死なない家」
塚原史「荒川修作を探して」
河本英夫「天命反転は二度到来する」
高橋順一「外部化する空間・外部化する身体」
永野宏志「来るべき詩人たちのビオトープ」
小野暁彦「気配の機能」
佐野吉彦「カタチによって、カタチとともに」
馬場駿吉「天命反転住宅徘徊記」
伊藤雄二郎「風を呼ぶ住居」
工藤順一「自由について」
http://www.suiseisha.net/main/index2.html
とにかく荒川修作のインタビューが読みたい。書店に出かけたおりにチェックすること。
創刊の話はずいぶん前から聞いていたが、もう出ていることに今日やっと気づいた。Sくんサンキュー。
コメント
ひさびさに水声社のウェブが更新されましたね(既刊の情報も載せてくれ)。それにしても、同誌第2号は「特集/小島信夫を再読する」! しかも05年12月号って予告されてんですけど。 月刊? マジ?
そうなんですよね! 小島信夫特集、すごくいいタイミングだと思うんですが、まさか月刊とは。心配です(勝手に)。
「新潮」12月号の保坂和志氏の連載にも書いてありました。おもしろい。小島信夫『寓話』自費出版計画が進行中だそうです。
保坂さんによる小島信夫再導入プロジェクトは楽しみですね! 『寓話』も未読なのでぜひ読みたいです。
12月号入手。ほんとに月刊でやるの、これ?(いまだ信じられぬ様子。いや、良い意味で)
ですよね… 大丈夫でしょうか?(いや、良い意味で)※良い意味ってなんだw