特集は「戦後60年 戦争と平和のメディア――歴史・記憶・表象の動態」。
- 『InterCommunication』特集*戦後60年 戦争と平和のメディア――歴史・記憶・表象の動態、Autumn 2005(no.54)、NTT出版
http://www.ntticc.or.jp/Publication/Icm/index_j.html
冒頭のカラー「戦争の視線――第一次・第二次世界大戦の戦争プロパガンダ資料」、見たことのなかったものが含まれていておもしろかった。プロパガンダにおける女性と子ども(「女子供」)の表象のありかたにも注目。
下記は主要目次。
特集 feature
戦後60年 戦争と平和のメディア――歴史・記憶・表象の動態
【カラー】 戦争の視線――第一次・第二次世界大戦の戦争プロパガンダ資料
【座談会】 西谷修+港千尋+吉見俊哉「戦争プロパガンダと記憶――ポスターからデジタル・アーカイヴまで」
【論考】 土屋誠一「世界の一望という神話――「Google Earth」とスキャンされる世界」
【写真】 記憶の空間1 ダニエル・リベスキンド「ユダヤ博物館」(撮影:下田泰也)
【対話】 大澤真幸+佐藤卓己「〈八月十五日〉の連続と断絶――「記念日」と歴史認識」
【写真】 記憶の空間2 ピーター・アイゼンマン「ホロコースト・メモリアル」(撮影:下田泰也)
【論考】 安藤礼二「イデアの戦争――イラン革命から第二次世界大戦へ」
特別掲載として、ドミニク・パイーニ「ゴダール、愚かな人物たち」(坂本安美訳)。
連載では、北田暁大(ディスコース・ネットワーク――2000「システムとしての討議」承前)、青山真治(アメリカ映画の現在「二一世紀のフォークロアのために」)、後藤繁雄(美食文体論「甘口文体への断想 真夏の谷崎潤一郎」)、坂本龍一(坂本龍一 skmt2「後藤繁雄 テキスト」)、藤幡正樹(パラレル・リアリティ「EightOffのウロボロス」)。
あと、ローリー・アンダーソンへのインタビュー(聞き手:木幡和枝)や「時間の記録」展のレビュー(畠中実)など。
◇ICC Online > 季刊InterCommunication
http://www.ntticc.or.jp/Publication/Icm/index_j.html
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