ウイルスが変える世界☆ゲンロンカフェ

東京理科大学教授の武村政春さんにお話を伺います。

番組では皆さまからの質問やお便りを募集します。
登壇者への質問、メッセージなどを下記の投稿フォームからお送りください。
番組のなかで、お寄せいただいた投稿をご紹介させていただきます。皆さまからの投稿お待ちしております。
★質問・お便り募集フォーム(クリックで開きます)

【イベント概要】
人類はウィルスに支配されている。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行は、世界をがらりと変えた。人々の行動はおおきく制限され、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を保つように求められ、「新しい生活様式」なるものまで押し進められようとしている。人類はかつてなく「ウィルス」という言葉を目に、耳にしている。

しかし、そもそも「ウィルス」とはなんだろうか。電子顕微鏡の登場によって、人類がはじめてウィルスの姿を目にしてから、実はまだ100年も経っていない。一般にウィルスは「生物」ではないと言われるが、遺伝子をもっていて、細胞に感染することで増殖をする。世界には(人間のからだの中にも!)膨大量のウィルスが存在しているが、ウィルスは謎だらけだ。そして21世紀に入って「巨大ウィルス」が発見されたことで、それまでのウィルスに対する常識が覆され、生物の進化についての研究もおおきな転機を迎えている。

この度、ゲンロンカフェでは、東京理科大学教授の武村政春氏をお迎えし、「あらためて、ウィルスとはなにか」をご紹介いただくとともに、コペルニクス的転回が生まれているウィルス研究の最前線に迫っていく。武村氏は、2016年に東アジアで初めてとなる巨大ウイルス「トーキョーウイルス」を、また2019年には真核生物の進化の鍵を握ると思われる巨大ウイルス「メドゥーサウイルス」を発見した、ウィルス研究の第一人者。『新しいウイルス入門』『生物はウイルスが進化させた』など、ウィルス研究のいまを広く伝える著書も多い。

聞き手を務めるのは、文筆家の山本貴光氏と吉川浩満氏。博覧強記で知られる両氏が、最新のウィルス研究がもたらす人文的、哲学的な意味をさらに深く掘り下げてくれることだろう。

ゲンロンカフェ的「ウィルス」入門をお見逃しなく!

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

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