
dazed and confused
目の前にアルプスがある...。長いまわり道をしなければならない/もし登りたくないなら。 There are the Alps... You...
吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡
目の前にアルプスがある...。長いまわり道をしなければならない/もし登りたくないなら。 There are the Alps... You...
文久元年の冬には、江戸に一度も雪が降らなかった。冬じゅうに少しも雪を見ないというのは、殆ど前代未聞の奇蹟であるかのように、江戸の人々が不思...
怒りを治す最良の薬は「引き延ばし」である。このことを最初に怒りに要求すべきであるが、それは相手を許すためではなく、判断するためである。怒り...
思考可能なものたち、それはすなわち語りうるものたちのことだ。それゆえ、思考可能性の変化とは、語りうるものたちの変化にほかならない。語りうる...
まるで魅入られたかのようにひとびとが繰り返しそこに立ち戻って来る命題――私はそういう命題を哲学の言語から消してしまいたいのだ。 ――ルート...
トルストイ『文読む月日(上)』北御門二郎訳、ちくま文庫、2004文読む月日〈上〉 (ちくま文庫)作者: レフ・ニコラエヴィチトルストイ,北...
子曰、朝聞道、夕死可矣 ――『論語』「里仁 第四」八 子曰く、朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
遺伝子操作に似たテキスト操作 ウィトゲンシュタインのテキストのスタイルと構造の特異性は、それが生み出される独特の過程に由来する。まとまった...
チェスをやるとき或る人が白のキングに紙の冠りをかぶせる。それでその駒の動きに変りはないのだが、私に言うには、その冠りはそのゲームで規則に表...
世人はいたるところに居合わせてはいるのだが、しかしそれは、現存在が決断を迫るときには、いちはやくつねにこっそりと逃げ出してしまっているとい...