東京新宿の伊勢丹メンズ館のリニューアル企画に参加しています。
巨大な書物に「自分らしさ」についての43人の文体練習が掲載されています。
ディレクションはブックディレクター/編集者の山口博之さん。
お近くにお立ち寄りの際には覗いてやってください。
https://www.imn.jp/post/108057200516
SIにおける展示のテーマは、「文体物体身体解体練習-EXERCISES in PHYSICAL THINGS- 」。デジタルなものが世の中に台頭している現在において、様々な”フィジカル”を扱うリアル店舗ならではの価値を見つめ直し、「文体」・「物体」・「身体」・「解体」という、人間そのものを表現した4つの”体=フィジカル”で具現化。
4つの”体”を通して、「自分らしさ」や「男らしさ」とはいったい何であるのか。
”ある”ものなのか、”なる”ものなのか。”いる”のか、いらないのか。
簡単に口にしてしまう「〇〇らしさ」という概念を、様々な角度から見つめ直している。「文体練習」は、自分らしさを言葉と文体のバリエーションと差異
「物体練習」は、どんな距離、どんな態度、どんな意味で物と付き合うか
「身体練習」は、男の身体を現代のアーティストたちはどう表象するのか
「解体練習」は、衣服は男らしさと評されるあり方にどう影響を及ぼしたのか「らしさ」と呼ばれるものの可能性と限界、時代性と虚構性、過去と未来など、
SIの展示物を通して、みなさんが自分の「らしさ」を考え、
そのらしさとファッションの関係を楽しむきっかけとしての機能も期待している。
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